空耳日記

生きるための文字起こし

スイート・オレンジを嗅ぎながら

ここの所、お腹がゆるかったり、頭が重かったり、目元が辛かったりしている。所謂不定愁訴というものなのかも知れない。これには結構参っている。
何が原因なのか。年齢もあるのかもしれない、と思うような歳になってしまった。少なくとも日々、職場の環境変化によるストレスは感じている。原因がわからないから不定愁訴なんだろうけど。
時折、このしんどさに負けそうになるが、私のことなので、一度仕事を休んだら癖になってしまいそうである。それが怖くて休めない。けれど休みたい。そういう気持ちもある。
前の職場に比べると、明らかに労働時間は減ったが、密度は濃くなったように思う。社会的にもこういう働き方が求められているのだろうとは思うが、今のこの、密度の濃い働き方に順応するのに、身体が今、ついていっていない感じがする。
あまりしんどいので、最近ツボを押してみたり、アロマオイルを嗅いでみたりするようになった。これでごまかしごまかし行けるかどうか。一度は挫折した瞑想にも、その内真面目に取り組む必要があるように思う。
 
 
さて、アスペルガーの診断を受け、通院をはじめて6ヶ月が経った。
薬は今3種類飲んでいる。もちろん、これらを飲み続ければアスペルガーが治るわけではない。服薬期間中に、自分自身とどう付き合っていくのが良いのか、ということについて、日々の自身の処し方を習得しなければならない。
薬を飲み始めて、辛い出来事のフラッシュバックやそれに伴う自責感は相当軽減したと思う。だが、自己肯定感を持つところまではまだまだ至っていない。
先生からは、薬を飲み始める前と後での思考回路の違いを分析するようにとアドバイスをいただいた。思考の分析。これがまた、私の苦手な行為である。けれど、この壁を乗り越えることで、薬がなくても同じような思考を再現できるようになるだろう。最終的にはそれがゴールなのだ。
 
 
・・・病気の話ばかりでしんどいので、息抜きに休日の話をする。
最近は外でお茶をしながら、心地よい椅子とテーブルの関係について研究するのが愉しい。
家が10月11月頃に建つので、建ったあとの室内のインテリアを見据えてのことである。
今のマンションの部屋には、ゆっくりコーヒーを飲みながら、本を読んだり、キーボードを打てるような椅子とテーブルがない。だいたいこのブログなども、畳の上に敷いたマットレスの上で、枕を背もたれにして書いている。
そういう居場所を、気分次第で変えられるように複数設けられればよい。
・・・とはいえ、全て揃うのは一体いつになることやら。ということを考えたら、別の意味で頭が痛くなってきてしまった。意図的にリラックスするのはなかなか難しい。