本を読んで
ASD女性向けに書かれた本ってなかなかないよね、とかねがね思っていたところ、最近このような本が発売されたのをtwitterで知り、読んでみることにした。 自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界; 幼児期から老年期まで 作者:サラ・ヘンドリックス 河出書房…
仕事をしていた時は、小説を読むのをすっかり後回しにしていたのだが、休職してからというもの、既に4、5作を読了した。小説以外の、例えば実用書だとか、哲学の本なども並行して読んでいる。人生でこんなに本を読みまくる時期は、もうなかなか訪れないか…
最近、発表から1年近くが経つ作品をじっくり再読して、ようやく感想をまとめられるかなと思っていたところだが、また下書きフォルダに入れたままになってしまっている。 誰かの頭の中の創造の産物である文学作品に対して、感想、ましてや評論をするというこ…
本日はスタバにて、昼下がりのティータイムから夕飯までの時間を過ごした。ティータイムに食した分厚いビスケットは、ショーケースの中では唯一口に入れられそうな甘さでありながらも、バターの風味がしっかりと感じられて、こくのあるフレンチプレスのスマ…
普段、絵といえば近代の日本画や、浮世絵などを好んで見にいくことが多い。例えば浮世絵であれば、描かれた世界の中に垣間見える当時の町並みや生活ぶりであったり、遊女のファッションセンスであったり、ベロ藍の美しさであったり。。我が国特有の画材の彩…
久しぶりに、積読の小説を読了。以下、読みながら考察したことのメモである。(一部ネタバレあり) 彼女は頭が悪いから 作者:カオルコ, 姫野 発売日: 2018/07/20 メディア: 単行本 ・東大生のように、周りからも特別視され、肯定ばかりされるような存在にな…
昔の上司に薦められた本を、最近になって読み返してみた。 群れない生き方 (ソフトバンク文庫) 作者:桜井 章一 発売日: 2012/09/19 メディア: 文庫 安易に他者と群れるな。人は変わるものだから、他者に期待したり信用したりしなければ、「裏切られる」こと…
上司に休職の話を切り出した時、彼はやさしく、「しばらくさ、仕事のこととか考えるのやめて、リフレッシュしてよ。仕事は、組織で回す物だから、あまり気にしないで」と声をかけてくれた。 おととい、その話が終わって職場を出た後から昨日までは、まさにそ…
最近、知人の作品をより深く識るために参加したとある読書会にて紹介されたある本を読み、愕然とした。文中に、物理的な状況を伝える一節(たとえば家の中の間取り、登場人物たちの行動等)があるのだが、それらが断片的にしか頭に入ってこない。頭のなかで…
現在、自己肯定感を向上させるためのワークブックとなる本を読んでいる。 自信を育てる心理学 「自己評価」入門 作者:ナサニエル・ブランデン 発売日: 2013/05/31 メディア: 単行本 その本の中の課題で、自分の中の負の感情を受容する、というものがある。 …
読んで1週間近く経つので、忘れないうちに記録を残しておこうと思う。この手の本も初めて読んだ。これも、30前にしてまともに言葉を操ることができないことへの危機感からである。 人に聞けない 大人の言葉づかい (中経出版) 作者:外山 滋比古 発売日: 20…
先般、図書館で出会ったショーペンハウエルさんの言説によると、ただの多読は毒であると。多読は毒。読書とは考える作業を他人に委ねるものであり、自分で考えない人間を生むと。 ・・・思いつくままに本を書棚に積み上げる一方な私などは「多読」さえできて…
昨夜、遅くまで考え事をしながら眠った。こういう入眠の仕方をすると、脳が興奮してしまってなかなか寝付けない。しかも起きる時間はいつもと同じか少し早くて、おかげで今日は1日ぼんやりした頭のまま職場での時間を過ごした。先ほど電車の中で少しだけ睡眠…
他人の真似をせず、自分の長所や個性を生かすということ。マイナスの条件(レモン)を与えられたら、プラス(レモネード)に転じさせよ、ということ。…今日読んだ「道は開ける」の教えである。「あるべき姿」を思い描くあまり、他者の模倣ばかりで自分を見失…
現在、「アメリカの高校生が読んでいる金融の教科書」を読んでいる。中央銀行の基本的な役割から、サブプライム問題や世界恐慌といった個別の事象について解説されているのだが、平易な表現を用いており分かりやすい。 ここ1,2ヶ月、本腰を入れて家づくり…